業種によって差がある設備資金

多額の設備資金が必要になる業種

ビジネスを始めるにあたっては、まずはじめにまとまった開業資金が必要です。開業資金の中で大きな割合を占めるのが、設備資金なのですが、実はその多寡は業種によってまちまちであるため、自分が確保できる資金の規模が始めようとしている事業に見合った水準に達しているかは慎重に見極めなければなりません。数ある業種の中でも、特に多額の設備資金が必要になるのが製造業です。製造業の場合には、どうしても製品を作るための大規模な工場設備が必要となるため、必然的に初期投資が膨らまざるを得ません。また、意外と飲食店を開く場合にも、店舗や調理器具などに結構な費用が必要となってきますので、ある程度資金の目途をつけてからでないと、開業にはリスクが伴います。

多額の設備投資が必要のない業種

一方、数ある業種の中には、それほど多額の設備投資は必要とされないものもあります。その代表格が、サービス業です。サービス業の場合には、サービス提供そのものに大規模な設備などが必要になるケースはそれほどないため、極論すれば人員さえ確保できればある程度の規模までビジネスを拡大することが可能です。また、エンジニアのような仕事も、高性能なコンピューターさえあれば事業を立ち上げられるため、相対的に設備投資が少なくて済む業種と言えるでしょう。もっとも、業態によってはそれなりに設備を用意しなければならない場合もあるため、一概にすべてのサービス業やエンジニアリング業が少ない設備投資で済むとは言えない点に注意しなければなりません。